ミニチュア・ブリティッシュフード

こんにちは。

小出しになってしまいますが、本日は英国のお料理を3品ほどご紹介させて下さいね!

まずは、フル・イングリッシュ・ブレックファースト★

ご存じの方も多いと思うけれど~~~、

ベイクドビーンズ、ソーセージ、トースト、トマト、ベーコン、マッシュルームと卵をワンプレートにのせた英国の朝食。

大体これが”フル”(全部のっけ)のメニュー。

地方によって、ブラックプディングやハギスに変わったり、ハッシュポテトが付いたり。

イギリスの朝食は何度か作ってますが、今回のミニチュアは”フル”なので大きいお皿(゚∀゚)です↑

パンまでのせるとやはりこのくらいの大きさになる・・・

ちなみに、このパンはただ焼いたトーストではなく、フライパンの上で焼いたもの。

焼く、と言ってもラードを使って揚げ焼きするわけで(ビーンズ以外はすべて・・・汗。)

この朝食セットはほぼフライ(揚げ物)に近いと言ってもいい(^-^; 別名”フライアップ”とも呼ばれているそう。

イギリスの定番、とよく言われるけれど、実際はこのカロリーが高い食事を万人が毎日食べているわけではなくて。シリアルとかポリッジ(オートミールの甘いおかゆ)、トースト、のどれかって人が圧倒的に多いと思う。健康志向の人はサラダとかスムージー、週末はパンケーキなんて人もいるでしょうね。

さまざまなのは、日本でも同じかな?

日本食の朝ごはんの定番を聞かれたら、ごはんに味噌汁、焼き魚、のり、納豆、漬物・・・っていうような旅館の朝食が思い浮かぶけど、毎日それを全部食べている人はそれほど多くない気が、、、?

日本の方がずっと健康的ですけどね~~~(^-^)。

こんな感じで、ミニチュアの方は少しずつアレンジが違っています。

結構リアルにできたかな?

↑ 新作のトレーの上にのせてみた(=゚ω゚)ノ

このイギリスの朝食、朝だけではなくて1日中ずっと食べれるレストランもあるので、イギリスに旅行に行かれる際は(ホテルで食べれなくても)一度くらいは体験してみて下さい~。

私はもう年齢的に無理そうだけど・・・

昔昔、一番最初に長期滞在したB&Bでは2週間くらい毎日この朝食を食べていた(゚∀゚)!

パンはトーストでしたけどね~。卵の調理法はスクランブルエッグやゆで卵が選べたので飽きることがなく。懐かしい想い出です。

さて、次もイギリスの定番料理と言われる

フィッシュ&チップス♡

これも量が多くて揚げ物なので、もはやたくさん食べれなそうだけど・・・このフィッシュは時々食べたくなる!

(チップスはフライドポテトのこと。イギリスのは大きめカットでへにゃ、っとしてることが多いのですが~笑。

ちなみにフライドポテトは英国ではチップス、アメリカではフレンチフライと言います。

ポテトチップスのことは英国ではクリスプ、アメリカではチップスです。ややこしいね~)

フィッシュ&チップスは、たまに日本でもメニューを見かけるけど、本場のと同じことってほぼないんだよなぁー・・・

衣が違うんですよね。

本場のは天ぷらとケンタッキーの衣の間くらいなんだけど、日本で頼むと一番最悪の場合はフライの衣だったりしてガッカリ~(それってフツーに魚のフライじゃない?)。

それにお魚の身もイギリスほどボリュームがあることはないですねぇ。

そして一番重要なのは、これに大量にお酢をかけること(笑)。フィッシュ&チップス屋さんには必ずモルトビネガーが置いてあります。もうシャバシャバになるくらいかける。(お酢好きの私だけじゃなくてわりとみんなやってると思う。)さっぱりするからねー。

ミニチュアの方は実際より少し濃いめの色付けしました。

色が薄いとあまりおいしそうに見えないから・・・ポテトとも同化しちゃいますし。

今回のミニチュアは、白い紙のトレーに入れて、新聞風のペーパーの上に。

こんな感じでテイクアウトしているお店も実際にありそうです♪

ポテトなどの置き方やアレンジ、お魚の形はそれぞれになりますので、もしご希望がありましたらお知らせ下さい。

本日最後のご紹介は、アフタヌーンティーバスケット。

コレ、実は同じテーマでミニチュアを作るのは3回めなのですが、実際にこういうバスケットがイギリスで一般的なのかと言えばそんなことはないです(゚∀゚)・・・

ただ、英国の人はピクニックが好きというイメージがあるので(季節の良い時期によく見かけたから)、アフタヌーンティーのメニューをかごに詰め込んだらかわいいかなということで。

バスケットは紙製です。

厚い紙なので割としっかりしてまして、カットが大変で腱鞘炎になるので量産できないのですが

(T_T)

今回のには、りんごと苺、スコーン、きゅうりのサンドイッチ。そして”コーニッシュ・パスティ”と呼ばれているパイ生地のペストリーを入れました。

コーニッシュ・パスティは、もともとはコーンウォール地方の鉱山で働く人のランチだったそうです。温かい出来立てをカイロ代わりに懐に入れて持って行き、手が汚れていても片手でつまんで食べられる形。中にはジャガイモや牛肉、グリンピースに玉ねぎなどが入っていて、ちょっと肉じゃがにも似た感じです。伝統的な、定められた材料を使ったものだけがそう名乗れる”原産地名称保護制度”に認定されているそうですが、イギリスのファーストフードのような感覚でいろいろな所で見かけることができます。

パイ、と言うと何となくアメリカの方が思い浮かぶかもしれませんが、イギリスでは甘くないパイを食べることが多いように思います。キドニーパイなどお皿にのせてメインディッシュとして食べるのもありますが、ミートパイとかソーセージの入ったパイは本当によく売られていて日本のパン感覚で気軽にランチなどに食べられています。コーニッシュ・パスティは野菜も入っているので1個でもバランスが良いのがGOOD~☆

カゴには、ユニオンジャックのコースターも入れました(^-^)/

やっぱり英国っぽくなりますね♪

小物は全て接着されています。

「これからピクニックに行こう!」という感じでキッチンに置いてもかわいいかな~?


今日は余談が多くなってしまいスミマセン(汗)!

本日ご紹介の商品は♡5月30日(金)21:00~ ♡販売します。

中途半端に製作しているものがありまして、来週初めにもう一度ブログをUPの予定です。

どうぞよろしくお願いいたします~。


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